近所の子供にやたらと人気の父

父は子供が好きで、よく近所の子供と遊んでいます。その子供達からは「お兄ちゃん」と呼ばれているのです。何か嫌な予感がしたと思ったら、自分でお兄さんと言わせているようなのです。

どこからどう見ても60過ぎのおじさんです。なのに、自分はいつまでも若いと思っているらしく、喋る時には「だよねえ」とか「うっそおー」という言い方をするのです。

顔に似合わず、そういった女の子の言うような言葉を言ってはニコッとする父にイラッとしてしまいます。砂遊びをして来ては、服を砂まみれにして怒られていました。自転車に乗っては近所の子供と一緒に走りまくる父の姿は、まるで子供です。

その自転車に乗っていてよそ見しては塀に激突し、自転車はひん曲がり、鼻から血を出して帰ってきたこともあります。

いつも子供のように母に叱られている背中を丸めた父の後姿に呆れています。

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