製薬会社からドラッグストアに転職しました

私は現在ドラッグストアで管理薬剤師として勤務しています。一般医薬品の管理、販売を執り行う他、ドラッグストアに併設された調剤薬局ではもちろん保険調剤も行っています。私は前職は製薬会社でMRをしていました。就職活動においても説明会で見に行くのは製薬会社ばかり。会社説明のパンフレットを食い入るように見つめては、ぴっと背筋を伸ばし、手を上げて人事社員に質問をしていました。

私がMRを目指した理由はひとつ。お金がもらえるからです。薬剤師はどの職業を選択しても、「まあ食べるのには困らない」程度の給与しかもらえません。病院薬剤師の給与は言わずもがな、調剤薬局だって「最初は良くても、その後伸びない」ケースがほとんど。そんな中で、製薬会社の花形であるMRになれば、最初こそ少なくても右肩上がりに給与が増えていく。将来の夢のために貯金が欲しかった私としては、自分の選択肢の中で最も高給を得られるのはMRに違いないと考えていました。就職活動の結果、めでたく某外資の製薬会社に内定し、MRとしてデビューすることができました。

しかし、働きだしてから「これは厳しいな」と感じ始めました。朝7時に出勤し、夜12時に帰宅。これが週5日、あるいは6日続く生活は想像以上にハードでした。そしてMRは営業職なので、当たり前のようにノルマを求められる。売り上げが一定ラインを越えなければ、上長から責められる。会議では吊るし上げにされる。確かに給与は他の職業よりも高かったのですが、拘束時間の長さに見合う金額ではないのではないだろうか……と考えるようになりました。安易な気持ちでMRを目指す自分が間違っていたのですが、毎日の出勤が苦痛になり始め、「この仕事を続けていっても大丈夫なのかな」と考えていたころ、薬剤師転職サイトに出会いました。

半信半疑でしたが、転職サイトのコンサルタントさんには詳細に説明をしていただきました。自分の体力につりあう職場を探したい、と訴えたところ、前の職場との給与と、拘束時間を改善させた職場としてあるドラッグストアを紹介していただきました。新しい職場では「自分の体を大切に」をモットーに、患者さんに信頼される仕事をしようと日々勉強して実りある生活を送っています。

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