ヘプバーンの「ローマの休日」を観る

久しぶりにオードリー・ヘプバーンのローマの休日を観ました。既に何度も何度も観て細部まで記憶にあるような気がして、この頃は

放送があっても観なかったのですが、いざ観てみるとやっぱり良いなと思います。

まさにヘプバーンによるヘプバーンのための映画のようで、あの「可愛さ」あの「可憐さ」最高ですね。相手役のグレゴリー・ペックも

いい味出して、また監督のウィリアム・ワイラーの手腕があってこその映画なのでしょうが、ヘプバーンはそれら全てを凌駕してまさに

「主役」を演じました。これが主演デビューとは思えないほど伸び伸びとして活き活きとしてアカデミー主演女優賞も納得の演技でした。

一躍人気者になったヘプバーンはその後「麗しのサブリナ」「暗くなるまで待って」「マイフェアレディ」など次々に主演して大女優に

なるわけですが、年齢を重ねるにしたがって映画の出演も減っていきました。役者さんには2通りあるような気がします。年齢と共に

演じる役柄が変わっていく役者さんと、若い頃のイメージがあまりに強力過ぎて新しい味を出しきれない役者さんと。ヘプバーンはどうも

後者の女優さんだったと思います。あまりに可愛すぎる、妖精だから。

でもヘプバーンは晩年ユニセフの仕事を通じて貧しい人の生活援助を積極的に行いました。63歳というまだまだこれからという年齢で

逝ってしまいましたが、自分らしさを貫いた生きざまだったように思います。

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